昨日たまたまテレビで、BS朝日の「SPORTS X(スポーツクロス)」という番組を見ました。
番組は、「春日部共栄高校 野球部 女子マネージャー 〜球児と共に甲子園を目指した女子マネージャーたちの熱き闘いに完全密着!~」という内容で、埼玉県の春日部高校野球部女子マネージャーたちにスポットライトを当てていました。春日部高校野球部は現在部員数149名、春夏6回の甲子園出場経験のある強豪校です。この野球部を陰で支えるのが3年生3人、2年生1人、1年生4人の合計8人の女子マネージャーたちです。彼女たちの仕事は、部員たちのドリンク作り、間食作り(多い時は1日に800個のおにぎりを作っているとのことです)、掃除、ユニホームの補修や背番号の縫い付けなどで、野球部の甲子園出場を目指して、裏方として部員たちをバックアップするというもので、部員たちの最強サポーターでした。
会社におけるマネージャーの役割としては、差異はありますが、課長や係長などの部門長、プロジェクトリーダー、エリアマネージャー、チーフなどの部門管理者やマネジメントを行う役職者として使われているのではないかと思います。
今回見た番組は、まさに目から鱗で自分の役割を再認識する機会になりました。僕は専務取締役というポジションで仕事をしていますが、女子マネージャーたちの様に、裏方として会社のスタッフが仕事に打ち込める環境が作れているかと思うと、まだまだ本当に未熟です。部員たちのサポーターとしてのマネージャーたちの役割、スタッフたちのサポーターとしての僕の役割。野球部と工場の違いはあれど大変良い勉強をしました。
春日部共栄高校は惜しくもこの夏、予選4回戦で埼玉平成高校に0-3で惜敗することになりましたが、選手たちやマネージャーたちの涙する姿は、本当に感動させられました。TV番組ではありますが、素敵な時間を過ごしました。