最近のテレビニュースを見ていると本当にヤバい時代になったと感じます。朝起きてテレビをつけると強烈な事件や事故の報道が際立っています。小学生の息子が何気に「朝から嫌なニュースばっかり」と言った時には、恐ろしい世の中になっていることを改めて気づきました。
意識をして観ると良いニュースや心の温まるニュースがあまり報道されていない事実に気づきます。朝起きて「小鳥のさえずりを聞いて…」とは言わないまでも、それなりのスタートをきりたいところですが、これでもかというほど悪いニュースが溢れ、人間の潜在意識にネガティブな影が刷り込まれそうになります。これらの潜在意識に悪影響を及ぼしそうな情報は、必要に応じて意図的に距離を置かないといけないと考えさせられました。
ふと僕が小学生の頃に見ていたテレビはと言われると、やっぱり強烈なニュースも多かったと思いますが、記憶に残っているのな毎日放送されていた様々なアニメです。再放送も含め、小学校から帰ってきた夕方5時頃や、夜の7~8時の間で必ず何、アニメが放送されていました。
子どもの数が少なくなり視聴率が取れないことやライフサイクルの変化によってゴールデンタイムにアニメが見れなくなってしまったことは残念です。また、スポンサーの意向もあったりして内容に配慮せざるを得ない場合もあり窮屈になっているのかもしれません。
多くのアニメで登場人物それぞれの個性や役割、ストーリーにおける逆転劇や感動、度肝を抜くような展開、あこがれのキャラなどそれぞれの楽しみ方はあるかと思いますが、やっぱり見ていて前向きになれるとか、弱小チームや弱小キャラが強敵に勝負を挑み最後は勝つという展開なんかに感動し興奮したりすると、人間の可能性やエネルギーが潜在意識の中に刷り込まれ良い影響があるのではないかと思います。
現代ではYouTubuなどの多様化したコンテンツによって同様の経験をしているとは思うものの、自分の興味のあるものに偏ったものとなることが多く、何となくテレビで流れていたからという受け身の中で幅広くアニメに接する機会は少ないのかもしれません。しかしながら、特に若い世代の人には社会に出る前にアニメの良い影響や価値観を受け、混沌とした時代を切り拓くための潜在的なエネルギーとしてもらいたいですし、また苦しい時の心のよりどころにもなるんじゃないかとも思います。
~追伸~
ちなみに僕の好きなアニメや漫画は、ルパン三世、キン肉マン、シティーハンター、タッチなど主人公が普段の姿とここぞという時のギャップがあるものが結構好きです。また、パタリロ!や緑山高校、アラレちゃんなどのギャグアニメにも子ども心に元気をもたったり、ぶっ飛んだ世界を子ども時分に見せてもらい楽しませてもらいました。