久しぶりに東京に出張することになりました。夜はお客さんと新宿で食事をすることとなりましたが、僕自身、出張で10数年前から東京を訪れているものの新宿駅で電車を降りたのは初めてです。さすが新宿だと田舎者丸出しで歩いていると目の前に新宿伊勢丹が見えました。
【新宿伊勢丹】
新宿伊勢丹は伊勢丹の旗艦店でもありますが、僕の母方の祖母が70年ぐらい前にそこで働いていました。祖母は今も健在ですが、70年も前の時代に、わざわざ女性が上京して就職するというかなりレアな人間であったことに驚かされます。また、新しいもの好きで流行にも興味があり、東京の美容院でパーマをあてて彦根に行くと、彦根で最初にパーマを行った人として当時は地元でも話題になったようです。
僕自身はかなり保守的な人間です。食事するお店、頼むメニュー、日々の生活サイクルもほとんど同じリズムで、流行にもほぼ間違いなく乗り遅れてしまうタイプです。しかしながら、祖母の様に、新しいものや経験したことのないことを積極的に取り入れていくと新たな発見や感動を味わえる良いチャンスが生まれます。また、新しいもの好きの人は、脳というか気持も若く保たれるのでは…と95歳になる祖母を見て感じました。
一歩を踏み出して新しいものを積極的に取り入れていくという意識もこれからの時代を乗り切るための一助となりそうです。
~追伸~
長男の小学校の入学式前に彦根城周辺を歩いていると、散った桜の花びらがお堀一面に敷き詰められた状態なっているのを見ました。まさに桜のじゅうたんという形容にふさわしい光景です。
【お堀一面の桜の花びら】
桜の花びら、桜吹雪、桜並木など今までの人生で見る機会がありましたが、初めてみる桜のじゅうたんはインパクトがありました。まだまだ知らないことや経験したことが無いことが沢山あるという事をこの春、再確認させてもらいました。