昨年に続き、今年もハノイに出張の機会がありました。現地では台風?の直撃を受けました。急に風が強くなり、雷が鳴り、まさに真横から打ち付けるような強烈な雨に見舞われました。日常的に突然天気が変わるということは知っていましたが、尋常でない程の激しさです。
【倒れた木が直撃】
隣のビルから剥がれたプレートや窓ガラスが風に飛ばされてこっちの建物に激突したり、柱や塀も倒されていました。特に市内のいたるところで木が折れたり、根っこからもぎ取られている光景には唖然としました。しかし最も驚いたことは、ハノイの町も大混乱していると思いましたが、割とみなさん平然としており、翌日には折れた木は撤去しやすいように細かく切られ、倒れた塀もいつの間にか片づけられ、電気も復旧していました。
【倒れた街路樹】
日曜日はまるまるフリーになっていたので、ハノイ市内を歩いてブラブラしていました。しかしながら、外の気温は35度で湿度もめちゃくちゃ高く、汗が噴き出し一気に疲れました。先週は39度でベトナムでも異常気象が発生しているみたいです。ベトナム人男性はほぼ100%サッカーが好きで、毎週サッカーをしている人も多いので、日中に近くのグランドを覗きましたが、誰もいない状況だったのでなんで??と思っていたら、日中は暑すぎるからのようです。逆に朝6時から10時、夕方4時くらいから8時くらいまではみんな楽しくサッカーをしていました。
ほぼ全てのサッカー場が芝のピッチであり、フットサルコートも15~20位が並んで作られているので日本だとグランドや体育館を抑えるだけでも難しい事情と比較すると羨ましいです。
【羨ましいほどのサッカーコート】
夜には大型ショッピングセンターに行きました。1人でローカルのお店に行くのが好きなので今回も1人ブラブラと店に入ろうとすると店のガードマンに止められました。何を言っているのか分からない中で、どうやらカバンやバックの店への持ち込みは規制されているということを初めて知り驚きです。レジも数十台並んでおり強烈な規模と人です。ビールやつまみなどを買ってレジに並びましたが、買い物カゴから商品を自ら出してレジの台に載せないといけないということ、支払が終わって外に出るときにレシートと買い物をした商品が一致しているかについてチェックされるのでちょっと驚きました。
昨年もハノイに行きましたが、1年たたない間にハノイの印象が変わっていました。それは車の数が一気に増えたのではないかということです。かなりのスピードでベトナム国内も変化しているんだということを目の当たりにし、大変刺激的でした。現地に訪問して初めて体感することも多く、やはり実際に自分の目で見て感じることが大事だと思います。
~追伸~
ハノイののノイバイ空港が改修されていてとてもきれいになっていました。飛行機の席はトイレのことも考えて通路側でないと落ち着かないので早めに空港に着きましたが非常に快適に時間を過ごせました。しかしながら 、蚊にそこそこ刺されてしまったので、帰国後にデング熱にならないか心配です…。