昨年2015年はあの有名な映画で、僕も小中学生の時によく見ていた、バック・トゥ・ザ・フューチャー PRAT2で設定されていた30年後の未来にあたる年でした。テレビの特集でも、この映画の中に出てきた2015年と実際の2015年を比較して、どの程度映画の中の未来が実現されたか特集もされていました。僕も久々にじっくり見ようかなと思い20数年ぶりにBTTF2のDVDを借りにTSUTAYAへ。

 

久しぶりに見ても引き込まれる面白い映画です。映画を改めて見ていると、大画面のテレビ、タブレット型の端末、3Dホログラム画像などが登場しており、現実の2015年ですでに実現されているものも多くあります。残念ながら実現できていない、空飛ぶ車や宙に浮くことのできる未来のスケボーであるホバーボードなどもありますが、かなりの項目で実現、あるいは実現可能性が近いものが多くとても感心しました。

 

当時の映画制作時に2015年はこうなっているだろうと想像されていましたが、日進月歩で各分野で技術革新が進んできたのか、はたまた、映画の中に出てきた技術を実現しようと技術者の方が努力されてきたのか。いずれにせよ、映画で設定されていた未来である2015年が過ぎ時代の流れを改めて感じます。

 

製造業もここ最近は、頻繁にIoTやインダストリー4.0などが徐々に認知されてきました。大きくものづくりの仕組みが変わろうとする2016年を迎え気が引き締まる思いです。たった数年先の未来も創造できないくらいスピードで変化する時代である一方で、ものづくりの原理、原則についても見つめなおしていきたいという想いも大事にしていきたいです。時代の変化に適応できる強かさを持てるよう、本年も頑張っていきたいと思います。

 

~追伸~

正月休みは大変天気が良かったので、長男と次男を連れてドライブがてら公園に行きました。ジャングルジムやブランコ、うんていなどでたくさんの子ども達が遊んでいました。すべり台で遊んでいる子ども達を見ていると、普通にすべることもしますが、後ろ向きで滑ったり、横向きで滑ったり、スーパーマンみたいに頭からに滑る子ども達も、みんなキャッキャしながら遊んでいます。

宮澤章二さんの詩の中に「自分でみつけながら」というのがあります。その詩の一説に、

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それはなにか それは どこにあるか

みんなが 自分で見つけながら生きている

楽しい遊びを 笑いを よろこびを

幼児たちさえ自分で見つけるでなないか

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すべり台をひとつとっても、工夫しその遊び方の幅を広げる子ども達の発想力を見て、新年早々勉強させてもらいました。