12月24日に立命館大学経済学部2年生にキャリアデザイン講義をさせて頂きました。バルブ業界について、そしてこれから社会に出て行く学生に対してというテーマです。新型コロナウィルスの影響もあり、zoomを用いてのオンライン講義となりました。大学の冬休み前の最後の講義かつクリスマスイブというタイミングでしたので学生の気持ちもフワフワしているかなと心配していましたが、講義後の質疑応答で時間いっぱいまで多くの学生から質問を頂き講師も学生も適度な集中力と緊張感があって非常に嬉しかったです。
今回、オンラインでの講義ということもあって、資料作成、ネットワーク環境の確認、資料共有の方法など私自身も準備段階から色々と学ぶ機会となりました。また、オンライン授業が多くの学校で普及したとは言うものの、未だ多くの学生のネットワーク環境は不十分であったり、PCにカメラがついていなかったり、PCやタブレットを持っておらずスマホで授業を受けている学生もいました。
「GO TO キャンペーン」等、大人向けの政策は多々ありますが、将来の日本の未来を背負う学生に「カメラ付きノートパソコンを1台とWi-Fiルーターを1個提供する」ような政策があれば飛躍的に学生の学ぶための環境を改善し、オンライン授業の効果も期待できるのではと思いました。また、自宅や下宿先で1人で授業を受けるという環境も非常に大変だと思います。「孤学」という言葉があるかは知りませんが、孤独に学んでいる学生達にきちんと繋がっているという感覚や大学というコミュニティにきちんと所属していることを体感させてあげる機会はウィズコロナ時代には重要です。
講義が終わって数日後に50名近くの学生から感想文を頂きました。質問や感想文から学生の注目している点や、どこに共感してもらえるのかという点についてことらも大変参考になりました。以前のブログでも書きましたが、私は毎年1歳年を重ねますが、学生は常に同じ年齢層です。短大卒で20歳、大学卒で22歳という年齢で社会に出て行きますので、その年齢のギャップは毎年必ず1歳開いていきます。
僕の年齢が41歳なのでその半分の大学2年生を対象に講義を行って、その感じ方をフィードバックしてもらえることは、今の若者の感覚を学ぶには大変貴重です。
~追伸〜
12月11日の夜に帰宅途中に今まで見たことない火球が北の空に見えたので、家に帰ってからインターネットで目撃情報を検索していました。火球がふたご座流星群と関係があるかは分かりませんでしたが、13日夜にふたご座流星群が活発に見れるとのこと。当初は曇りの天気予報でしたが、21時ぐらいには雲も晴れて最高の観測状態になりました。1時間程度観測していましたが、7個の流れ星を見ることができとても良かったです。