1月2月とかなりバタバタしてしまい子ども達にも寂しい思いをさせてしまいました。久しぶりに土曜日に休みがとれたこともあり、どこか行きたいところがあるかと聞いたら、回転寿司を食べて機関車を見たいと言ったので、岐阜県の大垣市の科学館「スイトピアセンター」に行ってきました。科学館の中にある機関車を見に行くことが目的でしたが、たまたま科学館の受付の女性が、「今日はプラネタリウムの中でブラスバンドのライブがあるよ。」と教えて頂きました。たまたま残り数席が余っていたので断りきれずにライブを鑑賞することになりました。
【Ensemble BRASSPERのプラネタライブ】
夕方にすでに予定があったので途中で退席しようかなと思っていましたが、ライブが始まるとプラネタリウムの中で奏でられるトランペット、トロンボーン、ホルン、チューバなどの金管楽器の音色はとても感動し結局最後まで演奏を聴きいていました。
後から分かったのですが、最近では一部のプラネタリウムの中で演奏会が実施されており、プラネタリウム演奏会やプラネタリウムコンサートと称して行われているみたいです。
金管楽器の演奏とプラネタリウムという全く異なる存在の組み合わせによる新しい価値の創造は、ありそうでなかったというのもありますがとても斬新でした。また、この演奏会を行ったバンドのメンバー方々は、大垣女子短期大学のOBであり、大垣市にあるプラネタリウムとのコラボレーションです。その土地にしかない地域資源を活用している点も素晴らしいと思いました。
地元滋賀の有名なお菓子屋さんである「たねや」さんに近江米を使用したお餅にオリーブオイルをかけたオリーブ大福があります。大福にオリーブオイルってというあり得ない組み合わせではありますがとても人気があるお菓子です。それぞれ独自の個性を持ったものが、相乗効果によって更なる価値を創造することがあります。
ジェームス・W・ヤングは「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない」と著書で述べていますが、ありふれたものの組み合わせによって、今までになかったものや感動を創造することに改めて気づかされました。
~追伸~
今年は12年ぶりにスノーボードに行こうかと思っていましたが、暖冬で雪不足となってしまい難しくなりそうです。体が覚えているといいですが来シーズンこそはと楽しみにしてこの冬を過ごしたいと思います。