昨年に引き続き今年も近隣の彦根市立城東小学校の3年生が工場見学に見えられました。昨年のシナリオをベースとしていましたが、内容を大幅に見直しバージョンアップして挑みました。

今年の工場見学の大きなコンセプトとしては、

(1)経営層や特定の人のみならず、現場サイドの作業者にも関わってもらう

(2)安全に配慮した上で、バルブの開閉操作(手動ハンドル、電動操作)をしてもらう

(3)3Dプリンターで製作したミニチュアバルブをお土産としてもって帰ってもらう

という点を意識して取り組ませてもらいました。

工場ツアー時に、CNC旋盤(プログラム制御の旋盤)加工や、バルブの組み立て、バルブの検査及び電動アクチエーターによる開閉体験などをぜひ体験してもらおうと考えプログラムを作りました。工程毎に担当するスタッフが説明したり、質問に答えてたりしてくれました。

【座学の様子】

 

熱心の小学生のみなさんに説明するその光景を見て、「うちのスタッフはめちゃくちゃ頼もしいやん」と思うのと同時にとても誇りに感じます。

【電動操作バルブの操作体験】

【CNC旋盤の説明】

 

子ども達も20近くの質問を用意してこられ、興味を持って頂き本当にありがたいなと思います。

 

工場見学の醍醐味は、お客様にわくわくしてもらい、楽しんでもらい、学んでいかれたかどうかが重要ですが、一番勉強をしなくてはいけないのが迎える側の方です。

小学生達にきちんと伝えるためにはしっかりとした準備が必要です。きちんとしたアウトプットのために圧倒的なインプットが必要となります。従って、工場見学は圧倒的なインプットや準備が必要なので、工場見学の準備をすることは自分自身の成長やスタッフの人財育成の絶好の機会となりますので、今回も大変有意義な時間となりました。

 

また、小学生のみんなには、ほんのわずかでもわが社の仕事に興味を持ってもらい、今から10~20年後に一緒に仕事ができる仲間となれば最高にうれしいなあと子ども達の背中をみて思いました。

 

【岐路につく子ども達】

~追伸~

工場見学のお土産として、コクヨ滋賀工場さんにつくってもらったノート、日本バルブ工業会のばるちゃんバッチ、ガチャガチャのケースに入れた3Dプリンターで製作したバルブを持って帰ってもらいました。

【おみやげ】