最近の日曜日は、朝の6時15分から「チャギントン」、6時半から「アンパンマン」、7時から「機関車トーマス」、7時半から「烈車戦隊トッキュウジャー」を子ども達につき合わされて一緒に見ています。特に、長男は最近「トッキュウジャー」にはまっていて、掃除機をトッキュウジャーの武器の代わりにし、次男とトッキュウジャーごっこをして毎日遊んでいます。

 

 

トッキュウジャーは戦隊ヒーローものと呼ばれる番組であり、ご存知の通り、個性の違う5人(最近新しい仲間が増え6人)のヒーローが集まってそれぞれの特徴や特技、チームワークで悪の組織「シャドーライン」の怪人と戦っていきます。全員の力を終結して悪の組織をやっつけるという、僕の生まれる前から放映されていた「秘密戦隊ゴレンジャー」から変わらないスタイルで子ども達を魅了します。

 

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地元のショッピングセンターに来た「トッキュウジャー」

 

「スラムダンク」や「バカボンド」でお馴染みの井上雄彦さんの漫画で「リアル」というのがあります。その中で東京ライトニングスのヘッドコーチが「(指は)5本あるだろ 長いのも 短いのも 細いのも 太いのもいる それぞれ違う武器を持った5人が集まって起こる―化学反応―――それをお客さんに見せたいんだ それがバスケットていうスポーツだろう」ということを言っていました。

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井上雄彦さんの「リアル」9巻 それぞれ違う武器を持った5人が集まっておこる―化学反応

 

戦隊ヒーローも個性の違う5人が仲間と化学反応を起こして困難を乗り越えていきます。

また会社も同じです。それぞれ個性や特技の違うスタッフが協力してお客さまの期待に応える製品が供給できます。ある時は部門という区切りで、ある時は個人の特技で、ベテラン、中堅、新人、男女が化学反応を起こしてお客様の期待に応えたり、会社を支えています。

 

 

今年は1名の新卒採用を行いました。新卒採用は企業存続の上では大変大事なことです。定期的に新しいスタッフ(血)が入り新陳代謝が図られなければ会社も人間も衰退してしまいます。また、新しい感性も得ることができなくなります。意識をすれば勉強できるかもしれませんが、ネイティブで身に付けたようにはいきません。

今は若いスタッフも毎年1歳ずつ年をとりいずれ中堅、ベテランという時期を迎えます。僕も今年は35歳。1回り以上年の離れた新しいスタッフも珍しくなくなりました。

 

新卒者が入らないと化学反応を起こす物質も尽きてしまいます。新卒者の採用は企業を存続させる大変重要なポイントだと思います。

 

〜追伸〜

いよいよワールドカップも決勝トーナメントを迎えています。今大会で個人的に楽しみにしていたのは、予選グループリーグのドイツ対アメリカです。1990年代前半のドイツ代表のエースストライカーであった「ユルゲン・クリンスマン」がアメリカ代表の監督として、母国ドイツと対戦するという試合です。

 

僕が中学生の頃は、サッカー後進国と呼ばれたアメリカも今では強豪国として世界のトップチームと渡り合える力を身に付けてきました。また、アメリカ代表は常にミラクルな試合をするので見ている方もわくわくします。残念ながら0対1でアメリカはドイツに敗れてしまいましたが、ドラマティックな試合を見せてもらいました。

 

最近は海外サッカーの試合もテレビで容易に見ることができるようになりましたが、一昔前まではNHKの衛星放送やWOWOWくらいでしか見る機会はなかったのかと記憶しています。世界最高峰の試合が地上波で見れるようになり、子ども達の刺激にもなると思います。今回、日本代表の予選リーグ突破はかないませんでしたが、日本から世界に通用する選手がどんどん現れて、4年度にリベンジを図ってもらいたいです。