11月11日(火)から15日(土)までベトナムのホーチミン市で開催された「VIET WATER 2014」に出展のため訪越してきました。今回の展示にあたっては、滋賀県、およびJETROさんの手厚いバックアップの元、滋賀県内から13の会社が出展しました。同業や関連企業である「アクアシステムさん」「昭和バルブさん」「古川工業さん」「大和バルブさん」も出展され、みなさんそれぞれ将来の展開を見据えて様々な切り口でPRされており、僕も勉強させて頂くとともに、もっと頑張らないといけないなと反省しました。
MATSUO VALVEの展示ブースです。しっかりPRできたと思います。
滋賀県がかなり力を入れている展示会でもありましたので、三日月滋賀県知事をはじめ、多くの経済人の方も訪問され身が引き締まる思いでもありました。
14日に滋賀県の出展企業の様子を伺いにきてもらった三日月滋賀県知事です。
9月にハノイに伺いましたが、ホーチミンはハノイよりも更に人が多く活気に満ち溢れていました。日本の高度経済成長期を僕は体験していませんが、きっと今のベトナムのような感じであったのではと思います。
展示会ではホーチミン市周辺の方を中心に、管財商社、エンジニアリング会社、現地の商社、下水処理関連会社、造船関連会社など多くの方にブースへ訪れて頂きました。松尾バルブについて様々な発信ができた反面、商談などを行っていると日本企業の課題なども浮彫になってきました。日本で報道されているベトナムという国の情報やベトナム人の方々へのイメージについても、現地で実際に見たり聞いたり話したりした結果、かなりギャップがある部分も多く現地に来て初めて分かることも大変多くありました。この様な点で展示会への出展という目的よりも大きな収穫があったと思います。
出展者数:35か国 365社
来場者数:3日間 10,560人
滋賀県からの出展者さんとの集合写真
PDFファイル VIET WATER 2014 出展証明書
商談にあたっては滋賀県が現地で通訳を段取りしてもらい、当社にあたっては通訳の「ケンさん」(23歳)に大変お世話になりました。展示会の開催時間ではない契約時間外でも一緒に食事をしたり、ホテルまでバイクで2ケツし送ってもらったりして大変助かりました。
11月15日(土)に日本に無事に帰国した帰りの電車の中で、60~70歳前後の方が乗客の半分くらいを占めている光景と、ベトナムの街での20~30歳の若者が溢れかえり、ひしめき合っている光景を比較すると、国の爆発力というか勢いの差に大変衝撃を受けました。これが今の日本の現状なのかと改めて実感させられます。
~追伸~
ケンさんには大変お世話になりました。帰りの飛行機のフライト時間まで時間がまだあるということで、ケンさんと空港近くの露天でヤギの焼肉を食べてビールを飲んでいました。最初から最後まで色々と気をつかわせ、また機転を利かせてもらって大変助かります。ほんまに「お疲れさん。ありがとう」。また、一緒に仕事できることを楽しみにしてます。
空港近くの飲食店で通訳のケンさんとの夕食。