ご存知の方も多いかも知れませんが、ここ最近「うんこ漢字ドリル」(低学年はうんこかん字ドリル)というものが流行っています。「うんこ」を用いて漢字を学ぶというある種のタブーを破った教材であり、学年ごとに習う漢字が網羅して作られています。うんこ漢字どりるを次男の小学校入学準備にと妻が買っていたみたいですが中身を見ると非常に良く作りこまれています。うんこを用いた絶妙な文章は思わず吹き出してしまうような完成度であり、大変面白い内容でした。

 

うんこかん字ドリル

【うんこかん字ドリル】

パラパラと漢字と書き順を見てみると…今まで思っていた書き順と異なる漢字がちらほら。「男」、「田」、「町」これらの漢字について『田』の部分を違う順序で覚えていました。三画目は左から右に真ん中の線を引くと思っていたら、上から下に引くことになっていました。また「耳」とい漢字についても、三画目を上から下に引くと思っていたら左から右が正解となっています。

 

今までの思い込んでいた書き順が違ったことに大変ショックを受けたのと同時に、思い込みっていうのは本当に怖いなと改めて感じました。当たり前のつもりが実は違うということも多く、知っていることでも見直す、あるいは語弊があるかも知れませんが今までの知識や経験で得てきたものを一度疑ってみるということも時には必要なのかなと感じました。また、「本当にこれでいいのか?」と自分に問うてみることで硬直した考え方が氷解したり、新たな気づきが生まれたりしそうです。

 

~追伸~

ドリームジャンボ宝くじのCMで俳優の役所広司さんが侍役で出演されています。僕の世代より上の方は、結構知っているかも知れませんが、全くあのCMの格好と変わらない役で時代劇「三匹が斬る」に出演されていました。殿様役の高橋秀樹さんやタコ役の春風亭小朝さんも含めた三人の主役が困っている人を助け、悪者を痛快にやっつけるというストーリーにおじいちゃんと一緒に毎週木曜日の夜8時を楽しみにしていました。

最近は時代劇自体がほとんどなくなってしまったのは残念です。確かにいくら悪党と言えど斬り捨てらてしまう場面は今の時代には刺激が強かったり、スポンサーとなられる企業の立場からは難しいかもしれませんが…。

しかし子ども心に悪いことをしてはいけないんだと自然に学んだのも事実。やっぱりたまにはベタな時代劇も見てみたいです。