お盆休み前の8月9日(金)にプロフェッショナルセミナーと呼ばれる事業に参加しました。これは、小学生や中学生に対して自分の会社や業界を紹介するという事業です。今回は自社の仕事を体験するという新しい取り組みで仕事を紹介しました。

 

自分たちの会社や仕事、つくっているモノやサービスを紹介するということは大変重要な取り組みです。僕が小さな頃、世の中にはどんな仕事があるのかということは意識もしたこともなく、将来やりたい職業はサッカー選手、野球選手、医師・看護師、タレント、先生、ケーキ屋さんなどが今も昔も大きな変化はないかもしれません。

野球が好きだから野球選手になりたいという理由も多いと思います。しかしながら、野球が好きということであれば、審判、グランドキーパー、スコアラー、フィジカルトレーナー、バット職人、グローブ職人、スパイク職人、東京ドームなどの球場の職員などたくさん野球と関わりのある仕事もあります。

世の中にはたくさんの仕事があるということを知ってもらうか知ってもらわないかで将来の仕事の選択の幅は大きく差がつきます。また、子ども達の夢のモチベーションにも影響します。

 

ピッチャーとしてプロ野球選手になりたいという子どもが、もし肘や肩を壊してしまいその夢を絶たれ絶望したとしても、野球が好きだ、野球と関わりたいということを早くから知っていれば、前述したような仕事がまだまだたくさんあることが心のよりどころとなったり救いにもなります。そういう意味でも世の中にはたくさんの仕事があるということを知ってもらいたい、また、将来バルブ業界で働いてもらいたいという想いで参加しました。

 

われわれのブースでは、バルブの開閉操作をしてもらうことと勾玉(まがたま)作りをしました。バルブの開閉操作では子ども達と同じくらいの重量のバルブを持ち込み、実際に触れてもらうことで金属製品の重厚感やハンドル操作の重さを体で感じてもらうことができました。また、夏休み期間中ということもあって、工作としてもって帰ってもらえるものにと、勾玉づくりをしました。刃物で石を加工して紙やすりで磨き上げることで角ばった石が美しいフォルムの勾玉になっていくということを体験してもらいました。削るや磨くというモノづくりの根幹を味わってもらえたと思います。

 

~ 追伸 ~

今回の勾玉づくりですが昔大変お世話になった方が学校の教材屋さんであり、今回の勾玉教材でも大変お世話になりました。西村さん助かりました!(^^)!