5月、6月と仕事量の落ち込みもあって月3日程度の休業を実施しています。新型コロナウィルス感染症が世界各地でまだまだ爆発的に拡大しておりこれから経済面、健康面、社会面への影響が過去にないぐらいのインパクトとして起こると思います。その状況を迎えるにあたって、きっちりと備えていきたいところではあります。

しかしながら、最近の日本経済の悪化は、新型コロナによるものだけではなく、そもそも1~2年前から不穏な空気が漂っていました。米中貿易摩擦による経済戦争、消費税の増税による影響、人口減少と超高齢化社会、新興国の台頭による日本の競争力低下などです。

新型コロナによって一気に経済が悪化したことも事実ですが、「新型コロナのせい」によってのみの引き起こされた状況ではないと理解しておかないといけません。我々が身を置いている環境はどういう環境なのか。世の中で何が起こっているのか、お客さん、経済、地域、社会などそれぞれを冷静に分析しなくてはいけません。

経営者はいかに環境が厳しくとも時代の変化に対応し、経営を維持・発展させる責任があります。苦しい状況を「誰かのせい」「何かのせいに」できません。新型コロナのような未知のウィルスのみならず、毎年発生している数十年に一度のはずの風水害が連発する状況、夏の異常な暑さ、雪が降らなくなった冬、そしていずれ発生するであろう南海トラフ地震などに備えるため、毎年少しずつ強靭な、毎年ほんの少しずつ幹が太くなるようなブームや流行でない本当の強さを追及して行きたいと改めて思います。

新型コロナによる悪影響は計り知れないものになりましたが、新たに得たこともも大いにあります。Zoomなどを使用したオンラインミーティングやWEB展示会、会計もスマホ決済などを用いた非接触、お薬手帳もスマホのアプリにしました。一気に数年、時間軸が短縮されたと思います。今まで時間をかけて移動していた場所に行かなくても会議ができるという、ある意味ドラえもんの「どこでもドア」に匹敵するツールです。会議の空気感を読んだり、表情を窺うということについては非常に難しいと思いますが、それをカバーするだけの別の利便性を享受することができました。

2月3月時点で真新しかったこれらのツールもいずれ新しい日常として定着し、当たり前となってくる時期がもうそこまで迫ってきています。

~ 追伸 ~

5月は黙々と週末に走りまくり、月間100㎞を走ることができました。また、体重も日々の変動はありますが高校生の時以来のアンダー60㎏を見ることができました。昨年まで履いていたズボンは一斉にガバガバになってはけなくなりましたので、また新しく準備しないといけません。

しかし体力はベストに近い状況です。継続は力なりを体現できてよかったです。

サッカーのリフティングの技を競う「フリースタイルフットボール」というものがあります。今でこそテレビやCM(日清のカップヌードルで鎧を着た侍がパフォーマンス)で認知される機会が増えましたが、僕も今から15年前はDVDを買ってひたすら練習していました。YouTubeでフリースタイルフットボールの動画を見ていると、昔なかったような技が日進月歩で開発されています。見ているとやはり体がウズウズしてくるので、昔よりも体が絞れたことを武器に新しい技ができるようにチャレンジしていきたいと思います。